愛媛県立医療技術大学 WEB Open Campus

保健科学部
看護学科
Department of Nursing

4年制 / 定員75名

取得可能な資格

  • 看護師国家試験受験資格
  • 保健師国家試験受験資格 公衆衛生看護学選択者のみ取得が可能です。
    • 養護教諭2種免許申請資格 一般授業科目を放送大学にて受講する必要がある場合があります。
    • 衛生管理者免許申請資格 ※養護教諭2種免許申請資格及び衛生管理者免許申請資格は保健師免許取得者が申請可能です。

合格率(2019年度)

看護師国家試験
94.9% (新卒者全国平均 94.7%)
保健師国家試験
97.9% (新卒者全国平均 96.3%)
先輩 Voice

先輩 Voice 先輩達からのメッセージ

more

教育研究上の目的

看護学科は、看護学を中心とする保健医療に関わる専門的な知識の構築及び技術の開発につながる研究活動を展開し、その成果に基づく教育活動を通して、保健医療に対する社会的な要請に応え得る高度な専門知識、技術及び能力並びに高い倫理観を持つ人材を育成することを目的としています。

教育目標

教育目標1 教育目標2 教育目標3
  • 高度な倫理観及び生命の尊厳を基盤とし、自己決定権を尊重する看護ができる人材の育成
  • 科学的根拠に基づいた看護が実践できる人材の育成
  • 多職種と連携・協働しながら看護職としての役割を果たせる人材の育成
  • 看護職として責任ある行動がとれ、主体的な継続学習により自己研鑽に努める人材の育成
  • 保健医療福祉の変化を捉え、看護の発展・向上に寄与できる人材の育成
  • 多様な見方・考え方を受け入れ、グローバルな視点で物事を考えられる人材の育成

学びのポイント

学びのポイント1 学びのポイント2 学びのポイント3

看護師教育の充実を図り、キャリア発達を促すことのできる、より看護実践能力を高める教育内容となっております。

基礎教育講座
医療従事者として豊かな人間性と幅広い教養を身につけることを目的に学生教育を行っています。
基礎看護学講座
「看護とは何か」を主題に看護の対象理解、看護者としてのものの見方・考え方や、看護の実践に不可欠な看護技術を習得します。
母性・小児看護学講座
妊娠・出産・子育てを中心とした女性の健康への支援と、子どもの成長・発達、病気の子どもと家族への支援などの看護を探求します。
成人・老年看護学講座
成人看護学(急性期、慢性期、リハビリテーション期)と老年看護学において様々な健康レベルにある人への看護を探求しています。
地域・精神看護学講座
地域社会で生活している人々が、自分たちの意思と力で健康的な生活が出来るための支援について追求する講座です。

アドミッションポリシー

看護は、人間の生老病死に寄り添いながらその尊厳と安全を守り、もてる力を引き出していく仕事です。超高齢社会にあって、看護職は医療機関はもちろんのこと地域・在宅、福祉施設や企業・学校など、多様な場において様々な人々と連携・協働していく役割が求められています。このような社会のニーズに応えられる人材を育成するために、看護学科では、保健科学部として求める学生像に加えて下記のような入学生を求めます。

  • 看護職として地域社会の役に立ちたいと考える人
  • 人々の生き方・暮らし・健康・社会に関心がある人
  • リーダーシップ・メンバーシップが発揮できる人

ディプロマポリシー

修業すべき年数以上在学し、卒業に必要な所定の単位を修得していること。さらに、教育目標に照らし、以下の能力を修得できていることを要件とします。

  • 幅広い視野と豊かな感性を身につけ、人々の権利や意思を尊重した倫理的な看護が実践できる。
  • 他者との関係性を成立・発展させるためのコミュニケーション能力を身につけている。
  • 地域で生活する複雑・多様な対象を、専門的知識に基づき総合的に理解するための基礎的能力を身につけている。
  • 看護の対象が、その人らしく生きられるように、科学的根拠に基づいた看護が実践できる能力を身につけている。
  • 地域社会及び保健・医療・福祉分野における多職種と連携・協働し、看護職の役割を拡大できる基礎的能力を身につけている。
  • 看護専門職として、主体的・創造的に継続学習に取り組む能力を身につけている。
  • グローバルな視点で看護実践を科学的に探究し、看護を発展させる基礎的能力を身につけている。

カリキュラムポリシー

保健科学部としてのカリキュラム・ポリシーのもとに、看護学科では、教育目標、ディプロマ・ポリシーを達成するため、以下のような方針で教育課程を実施します。

  • 入学後早期より看護学への関心を高めるため、「共通教育科目」「専門基礎科目」と並行して「専門科目」のうちの基礎部分の学修を開始し、臨地実習も1年次から配置する。
  • 専門基礎科目では看護実践の根拠となる確かな知識が修得できることを目指して科目を構成する。すなわち、〔医療の基礎〕〔人間の身体と精神〕〔疾病の成り立ちと回復〕〔社会のしくみと健康〕に関する科目群を配置し、人間を多面的に捉えるようにする。
  • 専門科目では、基礎から応用・発展へと学修が進むよう系統的に配置する。 すなわち、〔基礎看護学〕を1・2年次に配置し、この学修を基盤とし、2年次~4年次に、人間の発達段階や健康レベル、看護を提供する場の特性別に〔小児看護学〕〔地域看護学〕等の各看護分野の科目を配置する。また、4年次には、より深い専門性と看護の本質を探究する能力を修得するため、総合実習・看護研究等を置き、さらに看護教育・看護管理・災害看護分野のいずれかを選択して学修を発展させる。
  • 学修の水準を段階的に向上させるよう系統的に構成すると同時に、各段階で、知識の統合、知識と体験の統合が図れるよう「看護アセスメント」等の統合科目の配置や教育方法の工夫を行う。
  • 教育方法には、根拠に基づいた看護実践能力を修得するため、事例や場面を設定したシミュレーション等、演習を多く取り入れる。また、課題学習や実習ポートフォリオの活用により、自己教育力を高める。

主な実習施設

  • 愛媛県立中央病院ほか松山市・伊予市・東温市の医療機関
  • 松山市・伊予市・東温市の高齢者福祉施設
  • 松山市・伊予市・砥部町の訪問看護ステーション
  • 愛媛県内の保健所及び市町保健センター・企業
  • 砥部町の保育所・幼稚園・小学校・中学校
  • 松山市・砥部町の精神障がい者の社会復帰施設

就職状況(2019年度)

県 内
  • 愛媛県(県病院) :愛媛県内
  • 愛媛大学医学部附属病院 :東温市
  • 松山赤十字病院 :松山市
  • 愛媛県(保健師) :愛媛県内
  • 松山市(保健師) :松山市
  • 西予市(保健師) :西予市
  • 宇和島市(保健師) :宇和島市
  • 西条市(保健師) :西条市
  • 内子町(保健師) :内子町
  • 大洲市(保健師) :大洲市
  • 愛媛労災病院 :新居浜市
  • 四国中央病院 :四国中央市
  • 済生会今治病院 :今治市
  • 伊予病院 :伊予市
県 外
  • 鳥取大学医学部附属病院 :鳥取県
  • 神戸大学医学部附属病院 :兵庫県
  • 順天堂大学医学部附属浦安病院 :千葉県
  • 岡山市立市民病院 :岡山県
  • 近畿大学病院 :大阪府
  • 大阪赤十字病院 :大阪市
  • 呉医療センター中国がんセンター :広島県
  • 兵庫県立こども病院 :兵庫県
  • 大阪医科大学附属病院 :大阪府
  • 兵庫医科大学病院 :兵庫県
  • 広島市立病院機構 :広島県
  • 琉球大学病院 :沖縄県
  • 関西医科大学附属病院 :大阪府
  • 美馬市役所(保健師) :徳島県
  • 香川大学医学部附属病院 :香川県
  • 岡山県庁(保健師) :岡山県
  • 三豊総合病院 :香川県
  • 順天堂大学医学部附属順天堂医院 :東京都
  • 加古川中央市民病院 :兵庫県
  • 藤田医科大学ばんたね病院 :愛知県
  • 広島大学病院 :広島県
  • 安芸市民病院 :広島県
  • 東邦大学医療センター大森病院 :東京都
  • ちば県民保健予防財団 :千葉県
  • 大阪市立総合医療センター :大阪市
  • 淀川キリスト教病院 :大阪府
  • 阿波市役所(保健師) :徳島県
  • 福山市民病院 :広島県
  • 北里大学病院 :神奈川県
  • 神戸市立医療センター西市民病院 :兵庫県
  • 姫路赤十字病院 :兵庫県
  • 岡山市立総合医療センター :岡山県
  • 東京都保健医療公社 :東京都
  • 藤田医科大学病院 :愛知県

進 学

県 内
  • 愛媛県立医療技術大学助産学専攻科 :愛媛県
県 外
  • 広島大学大学院 :広島県