更新日:2025年11月13日

新着情報
「Out of KidZania inえひめ」で体験を提供しました
愛媛県立医療技術大学は、11月1日(土)~3日(月・祝)にエミフルMASAKIで開催された「Out of KidZania inえひめ」にブース協力しました。
11月2日(日)は看護師の仕事体験、11月3日(月・祝)は臨床検査技師の仕事体験を提供し、本学の教員が先輩看護師・先輩臨床検査技師役として、子どもたちに医療の仕事体験をしてもらいました。
実施概要
日時:2025年11月1日(土)~3日(月・祝)
会場:エミフルMASAKI
対象:小学1年生~中学3年生
主催:Out of KidZania inえひめ実行委員会
監修:KCJ GROUP ー株式会社(キッザニアジャパン)


看護師の仕事体験
看護師の仕事体験では、患者さんへ安全に薬を投与するために、血圧測定で健康状態を確認したあと、間違いがないようさまざまな方法で安全確認を行い、薬について丁寧に説明をしました。
子どもたちは与薬役とチェック役を交代で体験し、お互いに協力して助けあいながら仕事体験をしました。

血圧測定では、患者さんの健康状態を確認して薬を渡しても大丈夫かを判断するため、血圧計を用いて血圧を測定しました。

薬の安全確認では、「6R」の確認を与薬役とチェック役がダブルチェックをしました。
6Rとは、次の6つの確認事項の英語の頭文字をとった言葉です。
正しい患者さんか? (Right Patient)
正しいお薬か? (Right Drug)
正しい量か? (Right Dose)
正しい方法か? (Right Route)
正しい時間か? (Right Time)
正しい目的か? (Right Purpose)

薬の投与では、患者さんにフルネームで名前を名乗ってもらったあと、薬の説明をし、無事に薬を飲んでもらいました。
薬を飲んだあとも、体調に変化がないかを確認し、患者さんの安全を最後まで見守りました。

その後、フィードバックとして、子どもたちがお互いのよかったところを伝え合いました。そして、最後に先輩看護師や患者さんからもよかったところが伝えられ、振り返りをしました。そして、看護師として、安全にお薬を投与する大切さを学んだので、「お薬マイスター認定証」を1人ひとりに授与しました。
仕事体験を終えて、子どもたちからは「薬を間違いなく届けることの大切さを学んだ」「何度も確認することが、患者さんの命を守るためには重要だと感じた」「患者さんが無事に薬を飲んでくれてうれしかった」といった声を聞くことができました。

臨床検査技師の仕事体験
臨床検査技師の仕事では、患者さんの健康状態を医師が正しく診断できるように、エコー検査、血圧脈波検査、尿検査と3つの検査を行いました。
エコー検査では、血管の壁にいらないものがくっついていないかを調べるために、エコー機器を使用し、超音波で患者さんの血管を映して、血管の内膜中幕複合体の厚さを測りました。

血圧脈波検査では、血管がしなやかで元気かどうかを調べるために、血圧脈波検査装置を使用し、腕と足の血圧と血液の波の速さを同時に測りました。

尿検査では、健康状態を調べるために、試験紙を用いて検査を行いました。
そして、3つの検査を終えると、検査結果を電子カルテに入力しました。

最後に、先輩臨床検査技師役の教員が子どもたちによかったところを伝えて、振り返りをしました。
子どもたちも仕事の重大さを感じ、真剣に仕事に取り組んでいました。
仕事体験を終えて、子どもたちからは「検査は難しかったけれど、楽しかった」「エコー検査が一番難しかった」といった声を聞くことができました。

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