更新日:2024年2月14日
情報公開
SDGsに関する本学の取組について
2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)では、「誰一人取り残さない社会」を2030年までに実現するため、貧困、教育、エネルギー、経済成長、気候変動など、17分野の多岐にわたるゴールと、169の具体的なターゲットが示されており、日本においても、政府や自治体、企業等において、関連した様々な取組が行われています。
『地域や社会に貢献する大学づくり』を掲げる本学においても、SDGsの達成を目指し、様々な活動に取り組んでいます。
本学におけるSDGsに関連した取組
地域に開かれた図書館
学外者も充実した医療関係の図書館資料を利用できます。資料を借りられるほか、データベースや電子ジャーナルも利用できます。図書館まで足を運ぶことが難しい方には、送料をご負担いただきますが、資料の宅配サービスを行っています。
不要になった資料のリサイクルや、各種団体との連携による展示も行っています。
学食に関連する取組み
本学学食では、安価で栄養の高い食事を提供していることに加えて、食品ロス削減策の一環として、ご飯とスープの配膳をセルフ式にしています。そのほか、新入生や物価高騰により経済的に困窮している学生を対象に食券を配布しました。
性教育パッケージの開発、配布
平成28年度に本学教員が作成し、令和4年度に改編した性教育用教材「性教育パッケージ」を、毎年開催している思春期保健スキルアップ研修会参加者へ無料配布することにより、県内における性教育推進に寄与しています。
地域交流センターを中心とする地域貢献活動
地域交流センターによる専門職研修事業を中心に、県内の保健・医療・福祉の質向上を通して、県民や地域住民の健康の維持・増進に貢献する活動を行っています。また、実験教室等を通して、地域の子ども達に学校では触れられない学びの機会を提供しています。
ボランティアサークルの取り組み
本学では、障がい児ボランティアサークル(STS)、性教育サークル(peer)、災害ボランティアサークル(医技タット)、愛媛県立医療技術大学学生赤十字奉仕団などのサークルを中心に、献血啓発活動や地域交流イベント補助を始めとした様々なボランティア活動に取り組んでいます。先日、献血カーが本学を訪れた際には、多くの学生や教職員が献血を行いました。
交通安全講習会の実施
本学では、交通安全に対する意識啓発と事故回避の方法や事故に遭遇した場合の対処方法を学ぶ機会として、学生を対象とした交通安全講習会(講話・実技)を毎年実施しています。(講師:愛媛県警察本部交通機動隊・松山南警察署交通課・二輪車安全普及協会の皆様)
クリーンアップ大作戦の実施
本学の学生自治会が中心となり、毎年教職員・学生が参加する『クリーンアップ大作戦』を開催しています。この取組みでは、学内や大学周辺を誰もが過ごしやすい場所にするため、校舎内や大学周辺の落ち葉拾い等の清掃活動を行っています。
教室の椅子の再利用について
教室の椅子は、既存の椅子を廃棄し新しい椅子を購入するのではなく、既存の椅子にクッションを取り付けるという廃棄物を出さない環境に配慮した方法で、大学の教育環境の改善に取り組んでいます。
コロナ禍における本学の地域貢献活動
コロナ禍においては、本学・県・松山市の3者間で協定を締結し、派遣要請に応じて、保健所や県の宿泊療養施設、ワクチン大規模接種会場に教員(医師・保健師・看護師)の派遣を行いました。その他、アストラゼネカワクチン接種に係る会場と人員(医師、看護師)の提供を行いました。
愛媛県総合保健協会との包括連携協定の締結
大学と協会が有する人的・物的資源や健康に関する調査研究の成果を効果的に活用して、それぞれの活動の一層の発展を図ることで、地域住民の健康の保持増進及び地域の保健医療の向上に寄与していくことを目的に、令和5年7月14日に公益財団法人愛媛県総合保健協会と包括連携協定を締結しました。
愛媛県臨床検査技師会との包括連携協定の締結
教育と臨床現場の交流を促進し、地域医療に貢献する人材育成につなげるため、愛媛県臨床検査技師会と包括連携協定を締結しました。
愛媛県臨床検査技師会が行う地域イベントや研修会、学会などへ本学の学生や教員の参加を進め、会員との交流や県内の就職先を知る機会につなげています。