更新日:2017年6月12日

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おすすめの一冊

学生及び教職員おすすめの一冊をご紹介します。
紹介しました一冊は図書館に所蔵していますので、ぜひ手に取ってみてください。
所属や役職等は掲載時のものになります。

ブクログでは、おすすめの一冊を本棚で紹介しています。
(カテゴリから本棚を変更できます)

学生おすすめの一冊

教職員おすめの一冊

学生おすすめの一冊

君は月夜に光り輝く 佐野徹夜/著

「私の絶望が、死んでいく人の絶望なら、あなたの絶望は、生き残る人の絶望だと思ったから。」これは架空の不治の病「発光病」を患う主人公渡良瀬まみずが述べた言葉である。余命わずかな彼女と大切な人の死からどこか投げやりに生きている岡田卓也。二人はあることをきっかけに始まる、死ぬまでにやりたいことリストの達成で距離を縮め、生と死に深くもがく。終わりの中で始まりを見つけようとする彼らの姿にただ涙が止まらない。
(看護学科 A・K)

ちいさいねずみ さとうわきこ/作・絵

あなたは、お月様は何でできていると思いますか。この物語はちいさいねずみが、お月様が何からできていのるかを勘違いしてしまうことから始まります。勘違いしたねずみは捕まえられるはずのないお月様を、ひたすらに追いかけます。何日も何日も追いかけて、とうとう捕まえることはできなったけれど、たどり着いた先で素晴らしい幸せを手に入れるのです。何かを一途に追いかけている間は、たとえそれが叶わなくても心が豊かになるし、それができる人にはいつか幸せが訪れるという作者からの温かいメッセージのように思います。ねずみはお月様を何とでできていると勘違いしたのか、どんな幸せを手にいれたのか、想像しながら読んでみてください。
(臨床検査学科 R・O)

蜜蜂と遠雷 恩田陸/著

「こんなに日本語は美しかったのか」この本を読んだ後、最初に思った感想だ。あるピアノコンクールを舞台にした物語で登場人物は主にルックス、音楽技術、才能、経歴どれを見ても完璧なマサル。かつて天才少女と言われていたが母の死により表舞台からいなくなった栄伝亜夜。サラリーマンとして働きながら家族もいて、「音楽家としての最後の記念」として出場する明石。そして養蜂家の子どもで自宅にピアノがないながらも、世界的音楽家の弟子であるという風間塵。この4人を軸に、それぞれの思いや絆、才能、運命を描いている。美しい表現力で音楽が本から飛び出てくるような感覚になり、自分も観客席にいるような感じで読んでいました。是非読んでください。
(看護学科 M・I)

絶望名人カフカの人生論 カフカ,フランツ/著・頭木弘樹/編訳

私のおすすめする1冊は、『絶望名人カフカの人生論』という作品です。この本は20世紀最大の文豪といわれるフランツ・カフカに関するものですが、カフカの書いた小説というわけではありません。カフカが日記やノート、手紙に記した言葉を選りすぐって作られた名言集といえばわかりやすいかもしれません。
しかし、名言集といってもポジティブな言葉ではなく、カフカが日常生活においての自虐や愚痴などのネガティブな言葉を集められたものです。カフカは生涯において、家族や仕事、恋愛や病気など、さまざまなことに苦悩し、「絶望」します。カフカが絶望の中で記した言葉は、落ち込んでいたり、希望を抱けないでいたりする人たちに寄り添うように、勇気づけてくれる力があります。私もカフカの言葉に勇気づけられたひとりです。
カフカは難しそうというイメージがありますが、編訳者の方が分かりやすい解説をつけてくれているので、気軽に読んでもらいたいと思います。また、この本はカフカの生涯に沿って書かれているので、カフカを知るきっかけになる1冊になると思います。
(臨床検査学科 K・N)

教職員おすめの一冊

白い航跡(上・下) 吉村昭/著
当時大問題だった脚気の予防にとりくみ、観察と実験を基に海軍の食事改革を実行して、日本の「疫学」の祖とも言われる高木兼寛を描いた歴史小説で、彼の視線から幕末・明治の医学・医療と社会を垣間見ることができる。物語は戊辰戦争(薩摩藩軍医として従軍)から始まり、淡々とした描写にくじけそうになったが、これは後の活躍の様々な伏線であった。鹿児島と英国医学の深いつながりを初めて知り、大河ドラマ等でなじみのある歴史事象も数々登場する。
彼の業績は多岐にわたり、本書で触れて欲しいが、その一つは英国留学時にナイチンゲール創設の看護婦学校で養成された看護師に感銘を受け、日本初の看護婦教育所を設立したことである。
(看護学科・鳥居順子先生 (愛媛県立医療技術大学准教授))
社会学者がニューヨークの地下経済に潜入してみた スディール・ヴェンカテッシュ/著・望月衛/訳
コロンビア大学の社会学者である著者は、世界一グローバル化した街・ニューヨークに潜入し、アメリカ同時多発テロがおこる数年前から10年以上かけて、銀行口座や社会保障番号すら持たない人々の社会を探っている。この本は、著者の活動の記録であり、日記であり、個人的記憶である。情け容赦ない階級社会でおきる急激な社会の変化、著者の焦りや葛藤、空回りが細かに描かれている。社会の底辺で生きる人たちは、グローバリズムが及ぼす負の影響に落胆しながらも、地域に根ざしていたはずの社会を、義務を伴わないコミュニティに変え、さらには個人のネットワークへと変化させ、たくましく生き抜いている。生命科学を学ぶ私達が、信念と柔軟性という、相反するものを大切にしながら、物事の本質を見極めるにはどうすればよいのか。ヒントを与えてくれる一冊である。
(臨床検査学科・檜枝美紀先生 (愛媛県立医療技術大学教授))
嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え- 岸見一郎・古賀史健/著
『嫌われる勇気』という本を読んだことがあるでしょうか?もし、読んでいないとしたら、このタイトルからどんな内容を想像できるでしょうか? 「変わりたい」と言いながら、過去に縛られ、他人の視線を気にしながら変われずにいる "青年"とアドラー心理学を専門としている"哲人"という2人の登場人物のやり取りを通じて、悩みを消し去るためのヒントを与えてくれる構成となっています。2人の会話により疑問を解決していくので、小説やマンガを読むような感じで気軽に読め、読み終わると心が少しスカッとして「がんばろう」と素直に思える本です。
(図書館長・草薙康城先生 (愛媛県立医療技術大学教授))

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