更新日:2017年12月11日

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アクションプラン

愛媛県立医療技術大学図書館アクションプラン

~医療に携わる人の育成と研究をサポートする図書館~

平成30年4月改訂版

愛媛県立医療技術大学図書館アクションプラン(2018.4改正)

1 はじめに

昨今の高度情報化、国際化、少子化等社会の急速な変化に対応し、大学図書館の役割も大きく変化しています。
特にインターネットをはじめとする電子化の波は、従来の紙媒体を中心とした資料の収集・保存・提供を主な責務とした図書館に変化をもたらせました。電子情報の役割が相対的に増すとともに、図書館という名称自体を廃止または矮小化し、情報館・メディアセンター・学術情報センター等の名称を用いる大学も増えてきました。
平成26年度に開学10周年を迎えた本学も、時代の変化に取り残されないよう従来の図書館運営からの転換を図る必要性を感じ、「愛媛県立医療技術大学図書館アクションプラン」を策定するに至りました。
アクションプランの具体的な事業計画として、最近の大学図書館の潮流と言われるラーニングコモンズ、機関リポジトリ、学生協働の導入・推進をはじめとする諸々の施策に取り組んでまいります。小規模大学図書館ならではのフットワークの軽さを利用した挑戦的な試みも考えています。
しかし御多分に洩れず本学も厳しい財政状況に直面しているため、アクションプランを推進するためには図書館を取り巻く多くの方々の知恵や協力が必要不可欠になります。
アクションプランの策定により、これまで断片的だった図書館改善の様々な施策を統合し可視化することで、改善のスピードを上げることを目指しています。

2 アクションプランの概要

アクションプランは平成26年度から平成33年度までの8年間を計画しています。平成28年度からは愛媛県立医療技術大学新中期計画がスタートする予定になっており、アクションプランの事業で重点的に取り組むべき事業については新中期計画に反映させ、また新中期計画で図書館に関わる事業についてはアクションプランを見直すことで整合性を保持する必要があります。


アクションプランは5つの柱で構成しています。
「1 学習環境を整備します」では、主に学生が利用しやすい図書館を目指し館内整備に取り組みます。「2 研究活動を支援します」では、主に教員・大学院生の研究に資する図書館を目指し資料の充実を図ります。「3 読書推進を目指します」では、学生の読書量を増やし図書館の利用頻度を高めます。「4 社会へ貢献します」では、本学からの情報発信の強化と学外者の図書館利用の利便性を向上させます。「5 他の図書館等との連携を推進します」では、大学図書館や公共図書館、病院図書室等との連携を強化し、相乗効果を生み出せる事業展開を目指します。

アクションプラン5つの柱

1 学習環境を整備します
2 研究活動を支援します
3 読書推進を目指します
4 社会へ貢献します
5 他の図書館等との連携を推進します
3 年度別事業計画

※具体的な年度別事業計画はPDF版でご確認ください。

1 学習環境を整備します

  • 現状・課題
    書庫の収蔵可能冊数を上回る蔵書数があり、毎年受入冊数と同程度の資料を除籍しないと維持できない状態です。耐震対策も不十分で早急に対応する必要があります。
    無線LANが整備されていますが貸出用ノートパソコンが不足しており、ノートパソコンを借りられない学生も多く、持ち込みのパソコンはインターネットに接続できる環境になっていません。
    ラーニングコモンズをはじめとする図書館の新しい利用法等にも対応できていません。

  1. 利用環境の整備学生の学習をサポートするため図書館の設備を見直し、ラーニンズコモンズの設置、利用しやすいレイアウトへの変更等を行います。また電子機器類の更なる導入やネット環境を整備し利用しやすい図書館を目指します。

2 研究活動を支援します

  • 現状・課題
    研究に必要な資料費が十分でなく、他の大学等へ文献複写を依頼することで資料不足を補っていますが、著作権上複写できないことも少なくなく、特に紙媒体の洋雑誌を1誌も購入していないこともあり大学院生を含め研究に支障が生じています。
    図書館職員はぎりぎりの人数で運営しているため、職員の研修の機会が少なくスキルアップが難しい状況です。

  1. 専門資料の充実
    選書方法を見直すことで選書の精度を高め、利用頻度の高い蔵書構成にするとともに別館書庫を整備し、資料の収納スペースを増加させます。また電子ジャーナル、電子書籍の導入及び見直しを行い必要な情報へアクセスできる環境を整えます。
  2. 職員の資質向上
    職員の研修機会の増加及び先進地視察により、図書館サービスの質を高めます。

3 読書推進を目指します

  • 現状・課題
    学生1人当たりの年間貸出数は29.2冊(平成25年度)と利用の多い図書館ですが、学生はレポートや論文等の課題解決のために本を借りることが多く、読書量は多いとは言えません。また読書を喚起するような資料も多くありません。
    ブックハンティング以外に学生が図書館運営に関わる機会が少なく、学生の声が届きにくくなっています。
  1. 学生協働の推進
    図書館に関心のある学生を中心にサポーター制を導入し、図書館への補助及び助言により学生目線の運営を目指します。学生サポーターを中心に、大学院生または上級生から下級生へのラーニングコモンズでの支援体制を構築します。
  2. 積極的な広報
    ホームページの内容を充実させ更新頻度を高めます。学生祭での大型展示、ガラスケース展示、ミニ展示、テーマコーナーを充実させ図書館への来館頻度を高めます。不要図書のリサイクルを呼び掛け、リサイクルコーナーを活性化させます。
  3. 利用頻度の高い資料の収集
    好評のブックハンティングは回数を増加させます。読書を喚起する話題の資料の一部を受入れます。

4 社会へ貢献します

  • 現状・課題
    ここ数年機関リポジトリに掲載する文献の件数が増えていません。特に紀要以外のものに関しては掲載件数がほとんどない状態です。
    学外者の図書館利用は年々減少しています。学内者のみ利用できる土曜日・平日夜間の図書館利用を求める声が学外者からあがっています。
  1. 医療関係者への貢献
    機関リポジトリで公開する紀要以外の論文、学習教材等を増やし研究成果を社会へ還元します。医療関係者を対象とした文献検索講習会への講師派遣を行います。
  2. 地域住民への貢献
    土曜日・平日夜間開館時の入館利用、貸出条件の緩和、宅配での貸出・返却サービス等により地域住民への利便性を向上させます。契約上認められる範囲で電子ジャーナルの利用可能範囲を増やします。

5 他の図書館等との連携を推進します

  • 現状・課題
    他の大学図書館とは、相互貸借、文献複写、重複雑誌の相互交換、各種会議・研修会、図書館の共同利用等で連携しています。
    公共図書館とは、相互貸借、文献複写、共同展示会の開催、パンフレット類の相互配布、各種研修会等で連携しています。
    病院図書室・看護系専門学校図書室とは、相互貸借、文献複写、各種会議・研修会等で連携していますが、看護協会図書室とは具体的な連携はありません。
    いずれの機関とも積極的な連携とは言いきれない状態です。
  1. 大学図書館との連携推進
    県内の大学図書館との連携、中四国の大学図書館との連携、看護系大学図書館との連携を中心として協力体制を強化します。具体的には、相互利用協定の締結、共同展示会の開催、共同イベントの開催、共同での広報活動、論文の査読協力体制の構築等を目指します。
  2. 公共図書館との連携推進
    県立図書館との連携、県内の市町村立図書館との連携を中心として協力体制を強化します。具体的には、相互利用協定の締結、共同展示会の開催、共同イベントの開催、共同での広報活動等を目指します。
  3. 看護協会図書室・病院図書室・看護系専門学校図書室との連携推進
    県看護協会図書室、県内の病院図書室及び看護系専門学校図書室との連携を中心として協力体制を強化します。具体的には、相互利用協定の締結、共同展示会の開催、共同イベントの開催、共同での広報活動、出版物の相互提供体制の構築等を目指します。
4 参考資料
  • 年間入館者数(学外者含む)

  • 年間館外貸出冊数(学外者含む)

  • 蔵書冊数(各年度末)

アクションプランは毎年実施状況を検証し、必要に応じ見直しを行います。

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