このページの本文へ移動

更新日:2020年1月10日

医療技術科学専攻のご紹介

医療技術科学専攻 病態情報解析 教授 佐田榮司

プロフィール
1986年4月:愛媛大学医学部助手
1991年4月:愛媛県立医療技術短期大学臨床検査学科講師
1993年4月:愛媛県立医療技術短期大学臨床検査学科助教授
2003年4月:愛媛大学医学部非常勤講師
2004年4月:愛媛県立医療技術大学保健科学部臨床検査学科助教授
2004年10月:愛媛県立医療技術大学保健科学部臨床検査学科教授
2014年4月:愛媛県立医療技術大学図書館長(兼任)
2016年4月:愛媛県立医療技術大学保健科学部臨床検査学科学科長、大学院保健医療学研究科医療技術科学専攻長(兼任)

担当科目

臨床検査技術学特論(専門共通科目)、病態情報解析特論・病態情報解析演習・特別研究(専門科目)

研究紹介

リウマチ膠原病の診断スクリーニング検査としてリウマチ因子(RF)、抗核抗体検査(ANA)があります。RFは血液中の自己の免疫グロブリンという蛋白に対する自己抗体であり、ANAは有核細胞の核成分に対する自己抗体の総称です。これらは、リウマチ膠原病の診断にかかせない必須の検査法です。しかしながら、RF、ANAはリウマチ膠原病に罹患していない人でも高頻度に陽性となり(偽陽性)、偽陽性の場合、患者さんは本来必要がなかったはずの精密検査を受け、その検査費用や度重なる通院の手間、検査のリスクを負うことになります。また、「RFあるいはANAが高かったが、精密検査では何も異常が見つからない」という結果を手にしても、「本当に自分はリウマチ膠原病疾患に罹患していないのか?」という不安がぬぐえないまま病院を後にする方はたくさんいます。
ANA検査法は染色型から対応抗原が推測可能な間接蛍光抗体法(IFA)が国際的に標準法として位置付けられ、この中で新たな染色型分類であるDFS染色型が定義されています。現在までの研究結果で、DFS型と診断が可能であった人は膠原病の発症がほとんどないことが示されていますが、他の染色型であるびまん型やびまん型+斑紋型と似ているためDFS型と診断することが難しく正確な診断できない現状です。
私たちは、これらの検査が偽陽性となるメカニズムを調べ、正確に診断出来る方法を開発し、患者さんが無用な検査から解放され、不要な不安を抱かなくても良くなるように研究を行っています。

最近の業績

学会報告

  • 石崎淳、松本卓也、末盛浩一郎、佐田榮司、竹中克斗、長谷川均:関節リウマチ寛解患者における超音波検査後の再触診によるsubclinical synovitisに関する検討-subclinical synovitisは本当に触知不可能なのか?-第63回日本リウマチ学会総会、2019年
  • 末盛浩一郎、石崎淳、松本卓也、佐田榮司、竹中克斗、長谷川均:当院におけるANCA関連血管炎性中耳炎(OMAAV)の臨床的検討、第63回日本リウマチ学会総会、2019年
  • 石崎淳、松本卓也、末盛浩一郎、佐田榮司、竹中克斗、長谷川均:ANCA関連血管炎の寛解導入および寛解維持期における疾患活動性マーカーとしての血清TIMP1値の有用性の検討、第63回日本リウマチ学会総会、2019年
  • 松本卓也、石崎淳、末盛浩一郎、佐田榮司、竹中克斗、長谷川均:当院におけるSAPHO症候群の臨床的特徴と治療成績、 第63回日本リウマチ学会総会、2019年
  • 石崎淳、松本卓也、末盛浩一郎、佐田榮司、長谷川均:インフリキシマブ投与中にlongitudinal extensive transverse myelitisを呈した急性神経ベーチェットの1例、第62回日本リウマチ学会総会、2018年

このページに関するお問い合わせ

保健医療学研究科

電話番号:089-958-2111 ファックス番号:089-958-2177