このページの本文へ移動

更新日:2020年1月15日

医療技術科学専攻のご紹介

医療技術学専攻 組織病理・細胞診検査学 教授 草薙 康城

プロフィール
1987年3月:愛媛大学医学部医学科卒業
1987年5月:愛媛大学医学部付属病院
1988年11月:市立八幡浜総合病院
1990年12月:愛媛県立中央病院
1994年7月:愛媛大学医学部付属病院
2008年4月:愛媛県立医療技術大学保健科学部教授

担当科目

保健医療学概論(共通科目)、疾病制御学特論、特別研究(専門科目)

研究紹介

妊娠中、血圧は特徴的な動きをします。妊娠成立後よりゆるやかに降下(生理的血圧降下)し、妊娠20週付近で最低値となり、その後出産(妊娠40週前後)にむけてゆるやかに上昇し、妊娠前血圧まで上昇します。その血圧の変化がうまくいかないものを、妊娠高血圧症候群(HDP)といいます。医療が進歩したといえ、日本でのHDP患者は年間1~3万人であり、母児ともの生命に影響がある代表的な産科救急疾患です。もともと糖尿病、高血圧、腎臓の病気などを持っている、肥満、母体の年齢が高い(40歳以上)、家族に高血圧の人がいる、双子などの多胎妊娠、初めてのお産(初産婦)、以前に妊娠高血圧症候群になったことがある妊婦さんは妊娠高血圧症候群になるリスクが上がることは分かっているのですが、はっきりとした原因は不明です。日本人の妊娠高血圧症候群で最も有力な原因として考えられているものに、胎盤の血管の形成異常および血管内皮の増殖、腎障害、炎症性サイトカインによる影響が挙げられており、妊娠中の血管内皮の変化と妊娠高血圧症候群発症との関係についての研究を行っています。

最近の業績

  • Nabeta M, Abe Y, Takaoka Y, Kusanagi Y, Ito M.(2011): Identification of anti-syntaxin 5 autoantibody as a novel serum marker of endometriosis. J Reprod Immunol. 91(1-2):48-55.
  • Koizumi K, Abe E, Kusanagi Y, Ito M. (2010): Giant immature intracranial teratoma with antenatal cranial perforation. J Obstet Gynaecol Res. 36(6):1252-5.
  • Kusanagi Y, Kojima A, Mikami Y, Kiyokawa T, Sudo T, Yamaguchi S, Nishimura R.(2010): Absence of high-risk human papillomavirus (HPV) detection in endocervical adenocarcinoma with gastric morphology and phenotype. Am J Pathol. 177(5):2169-75.
  • Nabeta M, Abe Y, Haraguchi R, Kito K, Kusanagi Y, Ito M.(2010): Serum anti-PDIK1L autoantibody as a novel marker for endometriosis. Fertil Steril. 94(7):2552-7
  • Nabeta M, Abe Y, Kagawa L, Haraguchi R, Kito K, Ueda N, Sugita A, Yokoyama M, Kusanagi Y, Ito M.(2009): Identification of anti-α-enolase autoantibody as a novel serum marker for endometriosis.Proteomics Clin Appl. 3(10):1201-10.

このページに関するお問い合わせ

保健医療学研究科

電話番号:089-958-2111 ファックス番号:089-958-2177