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更新日:2015年5月 1日

臨床検査学科

研究概要 山岡 源治

研究テーマ:造血器腫瘍のフローサイトメーターを用いた免疫学的解析

白血病およびリンパ腫等造血器腫瘍の診断は,形態学,免疫学的および遺伝学の3つの所見から総合的に行われているが,実際の臨床では,多くの場合迅速な診断が要求されるため,遺伝子染色体検査の結果を待たず,まずは形態学と免疫学的所見から疾患を推定することが要求される。そこで,フローサイトメ?ターを用いた免疫学的解析においても,治療後の微小残存病変(MRD)やリンパ腫細胞の末梢血や骨髄へのわずかな浸潤の検出にも対応可能な感度および特異度が要求されている。近年,急性白血病のCD45 blast gating法の開発を皮切りに,多発性骨髄腫のCD38 gating等種々の方法が臨床応用されているが,さらなる検査精度の向上を目指し,日常検査に応用可能な解析方法の検討を行っている。

最近の発表

論文

  • Yamaoka G, Kubota Y, Nomura T, Inage T, Arai T, Kitanaka A, Saigo K, Iseki K, Baba N, Taminato T: The immature platelet fraction is a useful marker for predicting the timing of platelet recovery in patients with cancer after chemotherapy and hematopoietic stem cell transplantation. Int J Lab Hematol. 2010 Dec;3(6 Pt 1):e208-16,2010.
  • 寒川佳代子,山岡源治,西谷真里,荒井健,梶川達志,北中明,藤田準: FISHにより非典型的な切断点の存在が示されたALL(L3)の1症例,香川県臨床検査技師会誌;25(2);70-75,2010

学会発表

  • 寄能ちなみ,近藤明宏,野村康成,竹内彰浩,西谷真里,木内洋之,荒井健,山岡源治,西内崇将,井町仁美,村尾孝児:止血検査における採血不良の影響,第39回香川県医学検査学会,2015.4
  • 山岡源治, 瀬尾佳代子, 南原沙織, 西谷真里, 荒井健, 梶川達志, 井町仁美, 村尾孝児: (シンポジウム)未来の「匠」に伝えたい血液検査技術未来の「匠」に伝えたいCBC,第46回日本臨床衛生検査技師会中四国支部医学検査学会,2013.10
  • 山岡源治, 瀬尾佳代子, 南原沙織, 西谷真里, 荒井健, 梶川達志, 井町仁美, 村尾孝児:難聴と視力低下で発症したt(4;11)(q21;q23);MLL-AF4を有するMLL遺伝子再構成を伴う混合形質性白血病の1例,第62回日本医学検査学会,2013.5
  • 瀬尾佳代子,山岡源治,南原沙織, 西谷真里, 荒井健, 梶川達志, 井町仁美, 村尾孝児: ヒトパルボウイルスB19感染により急性脳炎を発症し急性赤芽球癆、DICおよびウイルス関連血球貪食症候群をきたした遺伝性球状赤血球症の兄弟例,第62回日本医学検査学会,2013.5
  • 山岡源治, 寒川佳代子, 南原沙織, 西谷真里, 荒井健, 梶川達志, 松永徹, 窪田良次, 井町仁美, 村尾孝児: アウエル小体様封入体を有する慢性リンパ性白血病の1例, 第46回日本臨床衛生検査技師会中四国支部医学検査学会抄録集, 2012.11
  • 寒川佳代子,山岡源治,谷真里,南原沙織,荒井健,北中明:形質細胞腫瘍を対象としたフローサイトメトリーにおけるCD38およびCD138を用いたgating精度の比較検討,第12回日本検査血液学会,2011.7
  • 山岡源治, 瀬尾佳代子, 南原沙織, 西谷真里, 荒井健, 梶川達志, 井町仁美, 村尾孝児:MLL/AF9融合遺伝子をもったmature B-ALL/Lの一例,第44回中国四国医学検査学会,2011.11
  • 寒川佳代子,山岡源治,南原沙織,西谷真里,荒井健,北中明,藤田準: 形質細胞腫瘍におけるフローサイトメトリーを用いた免疫表現型解析の有用性, 第43回中国四国医学検査学会,2010.10

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